兄弟、姉妹、双子を子育て中のママやパパが移動時に困るのは、以下のようなケースですよね。
- 子どもがマジメに歩かない
- どちらかあるいは双方が、まだ赤ちゃんで歩くことができない
二人とも抱っこすると重いし、どちらか一人を抱っこして、もう一人を歩かせても、子どもは自由に走り回って、車が通る道路沿いなどでヒヤッとする危険な思いをされたかたも多いと思います。
ママやパパ、保護者が一人でも、二人の子どもを連れて移動できる。
ジュービーカブースを使ってみて、良かった点(メリット)
見た目がおしゃれ
なぜならば販売元である「joovy(ジュービー)」は、アメリカのメーカーだからです(joovyアメリカ公式サイトこちらから)。
アメリカといえば、Apple、Microsoft、NASA、ハリウッド、世界のトップが集結した、最先端をいく英知の国であります。
私も「NHKおかあさんといっしょ」のスタジオ収録に娘が参加した際、実際に高知から飛行機に乗せて、ジュービーカブースで渋谷センター街の風を切ってきましたが、負けません。
ジュービーカブースは、渋谷センター街でも輝きを放ち、スクランブル交差点でも人の波を吹き飛ばすように歩けます。
大きい子も乗れる
乗り心地も悪くないようで、娘はジュービーカブースの上で爆睡して、渋谷センター街に寝顔をさらしておりました。
駅の改札も通れる横幅
実際に、東京の地下鉄駅でもSuicaをかざす → 自動改札通過の順で奥に侵入して、地下鉄に乗れました。
車輪が大きいから、押すのが楽
そもそも車輪が大きいため、物理的にハマりようがありません。
そのためグレーチングの上でも、全速走行できて、お急ぎのときなどに便利です。
ベビーカーのF1選手権で、最速ラップが刻めますよ!
オプションのリアシートを付ければ、2人とも前向きに座れる
▼ 通常の「ジュービーカブース」は、後部に乗る場合、以下2種類の乗り方があります。
- 後ろ向きに座って乗る
- 前向きにステップに立つ
つまり前向きに座って乗ることはできないわけですが、別売りのリアシートを購入して取り付ければ、後部に乗っても前向きに座れるようになります。
たとえば、虹が見えたときに「ほら!虹が出ているよ!」とママやパパや前方の座席に乗る子が興奮していても、後ろの子だけ「ポツーン……」みたいなことにならないわけです。
家族の中で一人だけ仲間ハズレを作ってしまう。
同じ景色をみんなで見たい。
感動を共有したいんだ。
だって家族だもの。
*上記は「相田みつを」さんふうに読んでください。
リアシートを同時購入しておくと、ジュービーカブース本体を組み立てる際に、ついでに取り付けられるため取り付けやすいです。
ジュービーカブースの構造上、あとからリアシートを取り付けるのは、なかなか大変だと思います。
ノーマルでは前側だけ、リアシートを付ければ、前後ともリクライニング機能が付く
前側の座席は、背面にあるレバーを上に引きながら座席を倒すと、背もたれが倒れます。
別売りのリアシートを付ければ……の条件付きですが、後ろ側の座席にもリクライニング機能が付きます。
まだ首が座ったばかりの赤ちゃんだと、見た目にも体勢が苦しそうな場合があります。
でもリクライニングを倒すことで、できるだけ自然な体勢にしてあげられます。
前後に付いたドリンクホルダーが便利
下部の荷物入れが便利
段差を乗り越えるのに、ステップが便利
ホロが自由自在に動く
畳むのが簡単
二人乗りベビーカーのわりには、本体が軽量
私が購入した「ジュービーカブース ウルトラライト グラファイト」は本体重量9.5kg(フル装備重量10.9kg)と、5kg前後からある一人乗りベビーカーよりはだいぶ重いです。
それでも10kg超えが多い二人乗りベビーカーの中では、最軽量クラスになります。
- 体重100kgを超えているけれど、200kg超えもいる力士の中では軽量級
- 体重400kgもあるけれど、500kg超えも多い競走馬の中では軽量級
……そんなイメージです!
「ジュービーカブース ウルトラライト グラファイト」は、力士における軽量級の1/10、競走馬における軽量級の1/40でございます。
さらに、ジュービーカブースに乗せる予定の、あなたのお子さんよりも軽い、かもしれません。
フル装備にしても10.9kgと、15kgを超える商品もある、二人乗りベビーカーの中ではずいぶん軽量です。
車のトランクに乗る
ジュービーカブースは、一人乗り用ベビーカーより大型二人乗り用ベビーカーですが、車のトランクに横向きに乗せることも可能です。
前述しました通り、重量は10kgほどですから、女性のかたでも積み下ろしできるはずです。
ただ、軽自動車に横向きに乗せるのは困難です。これについては後述します。
二人乗りベビーカーのわりには、低価格
二人乗りベビーカーを探していると、10万円近いものまであり「えっ!高いっ!」と、往年のゲーム「女神転生」のように、"目が点"になってしまうものも拝見しますが……
ジュービーカブースは、私が購入した「ジュービーカブース ウルトラライト グラファイト」で、2万円台中盤。
一人用ベビーカーでも2万円する商品はありますから、二人乗りベビーカーとしてはリーズナブルな価格設定といえます。
ジュービーカブースを使ってみて、悪かった点(デメリット)
二人乗りベビーカーにしては軽い、けれども"すごく軽くはない"
重量は約10kgですから、女性でも持ち上げられる重量のはずですが、率直に言って「重いな」と感じるところはあります。
しかしベビーカーには、4つの車輪が付いています。
ジュービーカブースは、持ち上げずに折りたたんだ状態でも後部車輪を使って転ばせられるため、重さはなんとかなります。
軽自動車には乗せづらい
前述した通り、ジュービーカブースはSUV車などには乗りますが、軽自動車に乗せる場合には、後部座席を倒して乗せる必要があります。
自動改札を通るが幅はギリギリで、多少の運転テクニックが必要
けれどもジュービーカブースの車体を少し左右に動かして、車輪の向きを直すだけでスムーズに通過できるため、これは大きな問題ではないです。
自動車の運転と同じで、慣れれば車両感覚がわかるようになり、改札を全速で通過できるようになりますよ。
作り方の説明がわかりづらい
字を使わずに絵で説明する、海外製品にありがちな仕様になっているからですが……
言葉での説明がないため、絵を見て理解するしかありません。
しかしそこは……
おのれアメリカめ!
オラの大和魂、見せたるわっ!
……なんて、気合で組み立てました。
人生は、努力と根性でなんとかなるのです。
実際に使用した感覚で、二人乗りベビーカーは「ジュービーカブース」がおすすめ!
二人乗りベビーカーを購入されるなら「ジュービーカブース」がおすすめです。
- 二人の子どもを1台に乗せられる
- 車輪が大きいから、道路の溝にハマらない
- 駅の自動改札を通れる
- 二人乗りベビーカーのわりには軽量
- 値段が安い
- 世界の先進国アメリカ製で見た目がおしゃれだから、渋谷の圧力にも負けない(笑)
……と私も購入前には考えていましたが、3日間の東京旅行で、下の子(0歳児)を一人乗りベビーカーに乗せて、歩き疲れた上の子(3歳児:16kg)を抱っこして歩く圧倒的苦労を想像して、購入を決断しました。
結果的には、その3日間でしなくて済んだ苦労を考えても「買ってよかった」と心から言えます。
同時購入したリアシート含めて3万円くらいしましたが、ジュービーカブースがないと、楽しい3日間が地獄の3日間になっていたはずです。
ジュービーカブースは海外製品で、楽天市場やAmazonでも頻繁に品薄になります。