赤ちゃんがいつ寝返りを始めるのか。
子育ての先輩方に質問しても「え?寝返り?いつからだったかな。覚えてないや」なんて答えが返ってきがちですが……。
実際のところはどうなのか、気になりますよね。
赤ちゃんが寝返りを始める時期
しかし寝返りをせずに、おすわりができるようになる赤ちゃんもいるようで、寝返りができなくても、とくに心配はないようです。
赤ちゃんが寝返りを始めた体験談(4か月で寝返り開始、4か月半で寝返り成功)
ある日、彼は突然ひっくり返った。
正確には"ひっくり返ろうとした"のだが、生後4か月の息子が「ふぎゃ!ふぎゃ!」と泣いているとも、掛け声とも取れる音声を発しながら寝返りを打とうとしたのだ。
「ね、寝返り……!」
当然のことながら「いまから寝返りするよ」なんて宣言なしに、突然寝返りのモーションに入ったため、私は動揺した。
目の前では、青色の赤ちゃん服に身を包んだ男児が、しかめっ面で「ふぎゃふぎゃ」言いながら横寝の体制に入ろうとしている。
赤ちゃんの寝返りを見るのは、これが初めてではない。
この子の上に、第一子である長女がいるのだ。
長女が初めて寝返りを打ったときのことは……正直あまり覚えてない。
とにかく目の前で、しかめっ面した"おっさん"みたいな赤ちゃんが寝返りを打とうとしている。
しかし、まだ寝返りを打とうとした側の手を、体の下から抜くことができない。
左側に寝返りを打ったとしたら、左手が体の下から抜けない。
本人も必死で手を抜こうとしている模様だけれど、手は上手く抜けない。
生後4か月に入ったばかりの頃だった。
……それから10日ほど。
彼は毎日毎日練習して、体の下から手を抜けるようになった。
生後約4か月半で、寝返り成功。
「努力は裏切らない」
巷でよく聞く格言を思い出した。
子どもから学ぶ。
人生は、行動と結果である。
その後、生後5か月になろうとする頃には、彼は寝返りから"ほふく前進"しようと試みている。
赤ちゃんが寝返りを始めて注意したこと
そこで取った対策をご紹介します。
寝ながらの寝返りでのうつ伏せ防止
布団に鼻を埋めてしまうと、窒息する危険も考えられますし、実際にそういう事故も起きているようです。
しかし、親が四六時中起きて監視するわけにもいきません。
▼ そこで取った対策。
- 周囲に枕やクッションを置かない
- とにかく気をつける
すごく基本的なことですが、何をするにも「基本が大事」です。
赤ちゃんの顔が埋まってしまうようなもの、枕やクッションを置かない。
夜中に目が覚めたら、赤ちゃんの状態を確認する。
それを両親でやれば、より安全性が高まるはずです。
高い場所からの転落防止
寝返りを打つようになった赤ちゃんは、絶対に高い場所に寝かせない。
柵をしていないベビーベッドや、ソファーの上などは非常に危険です。
床に敷くマットを購入
販売されているマットは厚さ1cmのものが多いですが、1cmのマットは実際に使用してみると以下のような問題点がありました。
- マットが薄い
- 意外と硬い
我が家も当初は1cmマットを使用していたのですが、あの硬さで子どもの後頭部を安全に受け止めてくれるようには到底思えず、私はそのとき即座に2cmマットを一部屋全面に敷き詰められるだけネットで購入しました。
2cmマットは、やわらかさが1cmマットとは、まったく違います。
お値段は数万円かかりますが、笑えない事故が起きてしまうこと確率を減少させられると考えれば、安い買いものでした。
赤ちゃんが寝返りを始めると、成長を実感できる
しかし寝返りを始めた赤ちゃんからは、「立つぞ……!」と、起き上がることに向けた強い意志を感じます。
「立てっ!立つんだジョー!」なんて、どこかで聞いたセリフを駆使して、そばで応援してあげるのもよいかもしれません(……私はしました)。